シカゴ大豆は大幅続伸、中国の大量成約が支援材料
08:03:20
17日のシカゴトウモロコシは続伸。取引中心限月である期近12月限の清算値は前週末比6.25セント高の489.50セント。
今週からプロファーマー主催のクロップツアーが実施される。米コーンベルト両端から調査が実施され、金曜日に全米ベースの生産高予想を明らかにする。それを見極めたいとのムードも強かった。
ただし、シカゴ大豆の急伸や米コーンベルトの一部での週末の豪雨が買い材料となり、やや大きく買い進まれることとなった。洪水が発生しているところもあり、今後の作柄低下の連想買いにつながっていた。
米農務省がシカゴ取引終了後に明らかにした作柄状況で、全米平均の優と良の合計は60%(前週61%、前年同期71%)。生育進展状況で、全米平均のデントステージは29%(前週16%、前年25%、平年24%)。強弱両材料が交錯する発表となっている。
17日のシカゴ大豆は大幅続伸。取引中心限月である期近11月限の清算値は前週末比23.50セント高の1216.00セント。
前週、中国は米国産大豆を約700万トン、購入したとの情報もあり、大きな支援材料となっていた。米農務省が毎日明らかにする成約高を大幅に上回っており、公表されていない中で、成約が活発化しているとの見方が高まっている。
また、米コーンベルトの一部で週末にかけて豪雨に見舞われたこともあり、作柄に対する懸念から買いが膨らんだ模様で、期近11月限は12ドルの大台を上抜き、今夏の高値を更新している。
今週からプロファーマー主催のクロップツアーが実施されているが、毎日報告される作柄状況を見極めたいとの思惑もあるが、予想以上に作柄が良くないとの期待もあるようだ。
米農務省がシカゴ取引終了後に明らかにした作柄状況で、全米平均の優と良の合計は61%(前週62%、前年同期68%)。生育進展状況で、着サヤの全米平均は85%(前週74%、前年80%、平年80%)。
作柄低下を想定しての急伸だっただけに、支援材料になるかどうかは不透明。
17日のシカゴ小麦はマチマチ。取引中心限月である期近9月限の清算値は前週末と代わらずの674.75セント。
シカゴ大豆やトウモロコシの続伸とは対照的に、上値の重い展開をみせた。米冬小麦の収穫がほぼ完了するとみられ、さらに春小麦の収穫も始まっており、ハーベストプレッシャーを警戒する動きとなった。
また、警戒されていた米プレーンズ南部のホット&ドライ予報の後退もあり、追随高には至らず。
米農務省がシカゴ取引終了後に明らかにした春小麦の作柄状況で、全米平均の優と良の合計は52%(前週51%、前年同期50%)。春小麦の収穫進捗率は全米平均で41%(前週24%、前年33%、平年34%)。極めて順調な収穫といえる。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)
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