ベッセント米財務長官の前日の発言が引き続き支援材料となり、NY金は大幅続伸
07:44:47
21日のNY金は大幅続伸。取引中心限月である期近12月限の清算値は前日比109.2ドル高の4680.6ドル。
前日、ベッセント米財務長官が、長期国債の買い戻し枠拡大に関して、1回当たりの上限が40億ドルを越える可能性があると言及したが、週末もこれが支援材料となって、上げ幅を一段と拡大することとなった。売り方不在の中、上昇しやすい環境となっており、清算値決定のタイミングで、NY金期近12月限は4690.4ドルの高値を示現。
その後は週末要因のポジション調整かたがた、利益確定売りが台頭し、上げ一服。
期近12月限は前週の清算値ベースから約150ドルも急騰しており、期近12月限としては5月29日以来の高値水準となった。5月29日の戻り高値は4693.0ドルだけに、この水準を上抜けることになれば、週明けの4700ドル台もみえてくる。
米長期金利はこの週末、やや上昇したが、原油の高止まりを受けたためとみられるが、ドル安・ユーロ高が進行したため、NY金市場で金利上昇は重石になり切れず。
8月の米製造業購買担当者景況指数(PMI)・速報値は53.2となり、事前予想の53.9、前月の53.9から下回った。一方、非製造業PMI・速報値は56.8となり、事前予想の54.0、前月の54.6を上回っている。この非製造業PMIの水準は2024年12月以来の高い水準となった。
強弱両材料が交錯する結果となり、NY金市場への反応はイマイチ。
NY金期近12月限は90.2ドル高の4661.6ドルで取引を終了している。
NY銀は続伸。取引中心限月である期近9月限の清算値は前日比1.425ドル高の69.530ドル。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)
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