デイリーコモディティ市況コメント

インフレの高止まりを嫌気して、NY金は反落

08:07:57

26日のNY金は反落。取引中心限月である期近12月限の清算値は前日比41.2ドル安の4653.3ドル。
注目の7月の米個人消費支出(PCE)デフレーターは前年比3.7%上昇となり、事前予想の同3.6%上昇を上回った。前月発表は同3.7%上昇。コア・デフレーターは前年比3.3%上昇で、事前予想の同3.3%と変わらず。前月は同3.3%上昇。
4-6月期の米GDP・改定値は前期比年率で1.5%上昇となり、事前予想の同1.5%上昇と一致。個人消費・改定値は同3.6%上昇で、事前予想の同3.4%を上回った。
7月の米耐久財受注は前月比1.1%上昇で、事前予想の同0.5%を上回った。
一連の発表を受け、米長期金利が上昇し、米10年債利回りは急上昇。それを嫌気して、NY金は4670ドル割れをみせるなど、それまでの下げ幅を拡大する動きをみせた。
米国取引時間帯に入っても、下値探りの展開は継続し、期近12月限は4638.2ドルの安値を付けた。その後の戻りは限定的で、4650ドルが大きな壁となり、取引終了にかけて4638.6ドルの安値まで売り直される動きもみせた。
NY金期近12月限は46.7ドル安の4647.8ドルで取引を終了している。
目先は28日のジャクソンホールにおけるウォーシュ米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演内容がポイントに。
NY銀は反落。取引中心限月である期近9月限の清算値は前日比0.656ドル安の68.026ドル。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)

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