デイリーコモディティ市況コメント

NY金は反発、ウォーシュ米FRB議長の講演に対する思惑買いが台頭

08:03:00

27日のNY金は反発。取引中心限月である期近12月限の清算値は前日比10.7ドル高の4664.0ドル。
米長期金利の上昇もあり、NY金市場では高値警戒からの利食い売りに下押しする場面が何度もみられた。欧州取引時間帯終盤にNY金期近12月限は4616.0ドルまで下落。
その水準では28日の米ジャクソンホールでのウォーシュ米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演に対する思惑買いもみられ、清算値決定後に4672.4ドルまで買い戻された。
その後、上げ一服し、期近12月限は1.5ドル高の4654.8ドルで取引を終了している。
米カンザスシティー地区連銀のシュミッド総裁は、FRBの政策金利の現行水準は引き締め的に作用していないと言及し、利上げを引き続き支持する姿勢を示した。
米クリーブランド地区連銀のハマック総裁は、インフレ率が高止まりしていることへの懸念から、FRBによる利上げを支持する姿勢を示した。
こうした地区連銀総裁の発言は、ウォーシュFRB議長の講演を前にして材料にされず。
NY銀は反発。取引中心限月である期近9月限の清算値は前日比1.405ドル高の69.431ドル。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)

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