WTI原油期近は続伸も、期先限月は反落
08:12:07
2日のWTI原油は続伸。取引中心限月である期近10月限の清算値は前日比0.79ドル高の91.01ドル。
アジア取引時間帯序盤にWTI原油期近10月限は92.29ドルの高値を示現。その後は米国取引時間帯序盤まで軟化し、一時88.97ドルのマイナス圏まで下落。高値警戒からの利益確定売りが台頭したためとみられる。
米国とイランの衝突が拡大しており、引き続き、支援材料となっている。イランの革命防衛隊は、米軍が違法な航路へタンカーを誘導した結果、2隻が機雷に衝突して、爆発・炎上したと発表している。
米エネルギー情報局(EIA)が明らかにした週間石油在庫統計で、原油在庫は445.0万バレル減、ガソリン在庫は117.3万バレル減、中間留分在庫は79.6万バレル増、認証在庫であるクッシング在庫は8.0万バレル増。
製油所稼働率は98.0%まで上昇し、ほぼフル稼働の状況にある。ガソリン需要のピークは過ぎているが、輸出水準を維持するため、フル稼働が続いている。
WTI原油期近10月限は0.41ドル高の90.63ドルで取引を終了している。期近3限月以降は、マイナス圏で取引を終了しており、米軍によるイラン攻撃は一時的に終えるとの見方が市場では支配的。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)
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