デイリーコモディティ市況コメント

強気の米雇用統計を嫌気して、NY金は急反落

08:26:58

4日のNY金は急反落。取引中心限月である期近12月限の清算値は前日比63.3ドル安の4476.6ドル。
注目の8月の米雇用統計で、非農業部門雇用者数は16.2万人増となり、事前予想の5.5万人増を大幅に上回った。さらに、7月の非農業部門雇用者は2.3万人減から2.1万人に上方修正された。全く予想外の発表を受け、それまで急伸していたNY金は一気に急落を強いられた。
欧州取引時間帯に4537.8ドルの高値を付けていたが、米雇用統計発表後に4419.0ドルまで急落。その後、4412.0ドルの安値を付けた。
その結果、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、米利上げ観測が高まることなった。
この米雇用統計の結果を受け、トランプ米大統領は利下げすべきと言及するなど、米連邦準備制度理事会(FRB)に対する圧力をかけたこともあり、NY金は急速に戻し、4496.2ドルの戻り高値を付けたが、4500ドルが壁となった。
NY金期近12月限は62.7ドル安の4477.2ドルで取引を終了している。
NY銀は反落。取引中心限月である期近12月限の清算値は前日比0.956ドル安の66.748ドル。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)

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