デイリーコモディティ市況コメント

NY金は続落し、取引終了にかけて下げ幅を拡大

08:13:28

8日のNY金は続落。取引中心限月である期近12月限の清算値は前週末比37.6ドル安の4439.0ドル。
原油相場の大幅続伸を受けたインフレ圧力を警戒して、週明けのNY金は軟調地合いを強いられた。
米国取引時間帯に入って、米ニューヨーク連銀が8日明らかにした8月の消費者調査によると、1年先と5年先のインフレ率は3.6%、3.0%となり、前月発表と横ばいに。これを嫌気して、NY金は下げ幅を拡大。清算値決定後にストップロスの売りがヒットして、取引終了にかけて4400ドル割れをみせた。本日の安値は4381.0ドルで、76.6ドル安の4400.0ドルで取引を終了している。
前週末に発表された強気の米雇用統計で、NY金市場のムードは悪化しており、再び基調は弱気に転じたとの見方が支配的である。
NY銀は小反発。取引中心限月である期近12月限の清算値は前週末比0.252ドル高の67.000ドル。ただ、NY金の清算値決定後の一段安に追随してNY銀もマイナス圏に沈み、0.373ドル安の66.375ドルで取引を終了している。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)

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