デイリーコモディティ市況コメント

サウジの原油輸出再開の動きを嫌気して、WTI原油は急反落

07:59:20

29日のWTI原油は急反落。取引中心限月である期近11月限の清算値は前日比3.22ドル安の89.38ドル。
サウジの東西パイプラインの輸送が再開し、日量350万バレルまで回復している。また、紅海の積み出し港であるヤンブー港も再開しており、目先の供給不安の改善からWTI原油は軟調地合いを演じていた。
また、トランプ米大統領は米戦略備蓄在庫(SPR)の最終分として、最大4000万バレルをさらに放出すると言及。これで、世界の供給不安の後退につながり、下げ幅を拡大している。ただし、米国のSPRの低水準に対する懸念も出ており、将来的な支援材料になるとみられている。
同大統領はまた、複数のEU加盟国のSPRの放出が期待外れにとどまっていることを指摘し、より以上の放出を要求している。
前日も調査会社ケプラーが指摘しているが、9月の中東産原油の輸出が日量1632万8000バレルまで急増していることも、重石に。
日本時間30日朝5時半に米石油協会(API)が明らかにした週間石油在庫統計で、原油在庫は101.9万バレル増、ガソリン在庫は299.1万バレル増、中間留分在庫は28.6万バレル減。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)

免責事項
本ホームページはAIゴールド証券(株)の顧客である貴殿に対し、専ら貴社・貴殿にご利用頂く為にご提供申し上げるものです。記載内容は同意を得た場合を除き、第三者に開示することはできません。このような情報にはAIゴールド証券(株)により確認されていない情報が含まれていることもありますので、全てご自身のリスクでこれらをご利用下さい。AIゴールド証券(株)は本ホームページに記載の情報いずれについても、その信頼性、正確性または完全性について何ら表明または保証するものではありません。本ホームページで述べられている意見は表示の日付のAIゴールド証券(株)の判断であり、予告無しに変更または取消されることがあります。