シカゴ小麦は急伸、ウクライナ情勢悪化を映して
08:07:58
5日のシカゴトウモロコシはマチマチ。取引中心限月である期近12月限の清算値は前週末比0.50セント安の497.25セント。
今週発表される需給報告で、米国トウモロコシの需給緩和が示されることも想定され、週明けの圧迫要因となっていた。
テクニカルな買いに500セント台回復をみせたものの、結果的に売り場提供となってしまった。
米農務省が示した週間輸出検証高は136万7685トンとなり、前週の158万0999トンを下回っている。
取引終了後に米農務省が明らかにした米国トウモロコシの全米平均の収穫進捗率は23%となり、平年の27%を下回っている。
5日のシカゴ大豆は反発。取引中心限月である期近11月限の清算値は前週末比2.50セント高の1280.75セント。
米農務省は2026年度分として仕向け先不明10.4万トンの成約を明らかにした。これを受け、軟調地合いだったシカゴ大豆は上伸。一時、1297.25セントまで上伸するものの、収穫進展によるハーベストプレッシャーを警戒して、1300セントが壁になっていた。
取引終了後に米農務省が明らかにした米国大豆の全米平均の収穫進捗率は25%となり、平年の33%を下回っている。
5日のシカゴ小麦は続伸。取引中心限月である期近12月限の清算値は前週末比9.25セント高の692.25セント。
ロシアによるウクライナに対するドローン攻撃が激化しており、民間のインフラ施設が標的となっている。このため、ウクライナの穀物輸出に対する懸念が高まり、週明けのシカゴ小麦は急伸している。
また、米冬小麦の産地であるプレーンズでの長雨による作付遅れも警戒されていた。
取引終了後に米農務省が明らかにした米冬小麦の作付進捗率は全米平均で36%となり、平年の46%を大きく下回っている。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)
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