デイリーコモディティ市況コメント

フーシ派のサウジへの攻撃激化を警戒して、WTI原油は大幅続伸

08:02:08

12日のWTI原油は大幅続伸。取引中心限月である期近11月限の清算値は前週末比1.89ドル高(2日分合計で2.25ドル高)の93.74ドル。
イエメンの親イラン武装組織フーシ派によるサウジへの攻撃が激しくなっている。サウジによる迎撃態勢に対する懐疑的な見方も台頭し、サウジの石油関連施設への攻撃が懸念されていた。
トランプ米大統領は、ロシアとウクライナがエネルギー停戦で合意したと明らかにしたが、その実効性を巡って、市場では懐疑的な見方も多い。
また、ロシアが10月に国際市場に供給するディーゼル燃料は30万トン足らずで、国際市場における11分間分しかならず、供給不安の解消にはならないとみている。実際、供給不安の解消が厳しいとみて、欧州の天然ガスの指標であるオランダTTFは大幅続伸し、2022年12月以来の高値を付けている。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)

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