週明けの海外原油上伸を嫌気して、NY金は反落
08:03:00
12日のNY金は反落。取引中心限月である期近12月限の清算値は前週末比25.7ドル安(2日分合計で33.6ドル高)の4190.6ドル。
海外原油の大幅続伸やフランスの財政不安を背景にして、週明けのNY金は下落している。
ロシアによる国際市場へのディーゼル燃料の輸出、さらにロシアとウクライナのエネルギー停戦をトランプ米大統領は、相次いで明らかにした。これを受け、インフレ懸念の後退観測もあり、NY金は上伸する場面もみせた。
しかし、サウジに対するイエメンの親イラン武装組織フーシ派の攻撃が激化し、またトランプ米大統領の発言内容に対する実効性に懐疑的な見方も多く、次第に原油相場は上伸することとなり、インフレ懸念が再燃し、NY金は値を消してしまった。
また、フランスの財政不安からドル買い・ユーロ売りも進行し、金市場の重石に。
市場では14日に発表される9月の米消費者物価指数(CPI)を待っている。
米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を有するハマック米クリーブランド連銀総裁は、インフレは依然として高止まりしており、金利をより高くする必要があると指摘していた。
NY金期近12月限は20.4ドル安の4195.9ドルで取引を終了している。
NY銀は反落。取引中心限月である期近12月限の清算値は前週末比0.535ドル安(2日分合計で1.089ドル高)の60.513ドル。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)
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