WTI原油は続落、中東の緊張緩和期待で
08:05:08
27日のWTI原油は続落。取引中心限月である期近12月限の清算値は前日比1.86ドル安の99.90ドル。
欧州取引時間帯に上伸し、一時、プラス圏回復する場面もみせた。
これは、イエメンの親イラン武装組織フーシ派がサウジ最大級の石油拠点であるラス・タヌラをミサイル攻撃したと主張したこと、中国が11月の石油製品輸出を30%削減するとの噂さが広がったためで、WTI原油期近12月限は102.82ドルの高値を付けた。
ただし、買いは続かず、米国取引時間帯に入ってズルズルと下落し、清算値決定にかけてこの日の安値である99.44ドルを付けた。
前日、イランをサウジとトルコ、パキスタンの高官が訪問したことが引き続き、圧迫要因。この会議に出席したイランの最高安全保障委員会のレザイ事務局長は、その後、イランの最高指導者であるモジタバ・ハメネイ師と会談したと明らかにした。ただ、同師は、従来のイラン側の主張を堅持するように伝えたとされている。
日本時間28日朝5時半に米石油協会(API)が明らかにした週間石油在庫統計で、原油在庫は203.1万バレル減、ガソリン在庫は239万バレル増、中間留分在庫は38万バレル増、認証在庫であるクッシング在庫はは45.3万バレル減。
WTI原油期近12月限は1.56ドル安の100.20ドルで取引を終了しており、100ドルの大台を回復している。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)
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