NY金は反落も、引けにかけてプラス圏に上伸
08:02:18
28日のNY金は反落。取引中心限月である期近12月限の清算値は前日比23.0ドル安の4051.6ドル。
米連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利は現行の3.75%-4.00%に据え置かれた。今回の決定に関して、10対2の賛成多数となり、クック米連邦準備制度理事会(FRB)理事とハマック・クリーブランド連銀総裁が反対票を投じた。反対票を投じるのは、3人以上と市場はみており、ややハト派的な結果だったと評価された。ただし、米中間選挙前の時期もあり、市場予想通り、政策金利は据え置かれたとみられている。
FOMC声明発表後、反対票の数が少なかったこともあり、NY金は一時買い進まれるものの、長続きせず、その後はウォーシュ米FRB議長の記者会見待ちの様相となった。同議長は、インフレ率は依然として高すぎる、金融環境は引き締まりつつあるが、引き締まっているとまでは言えないと言及。年内に追加利上げに含みをもたせたものの、やや慎重姿勢であることが市場で認識され、記者会見後にNY金は急伸し、一時4097.2ドルの高値を示現。4100ドルに対する抵抗もみられ、その後、4069.8ドルまで軟化したが、期近12月限は6.6ドル高の4081.2ドルで取引を終了している。
市場では12月と年明け1月のFOMCでの追加利上げを想定する声と、あと1回の追加利上げにとどまるとの声もある。
NY金は清算値決定前に値崩れしていたが、原油相場の上伸が圧迫要因。
NY銀は反落。取引中心限月である期近12月限の清算値は前日比0.847ドル安の53.666ドル。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)
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