米国のイランとの紛争に対する外交的解決期待の高まりを受け、WTI原油は大幅続落
08:02:00
4日のWTI原油は大幅続落。取引中心限月である期近12月限の清算値は前日比7.97ドル安の88.12ドル。
3営業日連続の下落で、WTI原油の取引中心限月としては8月以来の水準まで急落している。
トランプ米大統領は、米中間選挙における共和党の敗北の一因として、イラン攻撃を挙げていた。これに追随する格好で、バンス米副大統領も4日、SNSで、敗北した理由はイラン戦争にあり、トランプ米大統領も昨晩、そう述べていると指摘。これを受け、WTI原油は下げ幅を拡大することとなった。米国の和平交渉に対する外交的解決に対する期待が高まっていた。
WTI原油は期先限月までも同様に大幅に下落しており、将来的な原油の供給不安に対する解消観測も台頭したといえる。
米エネルギー情報局(EIA)が明らかにした週間石油在庫統計で、原油在庫は86.5万バレル減、ガソリン在庫は3.8万バレル減、中間留分在庫は357.4万バレル減となり、全体の在庫合計は一段と大幅減少している。1983年以来の低水準を更新している。
WTI原油期近12月限は8.05ドル安の88.04ドルで取引を終了している。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)
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