デイリーコモディティ市況コメント

NY金は小幅続伸、弱気な米PPIが支援材料

08:14:35

13日のNY金は小幅続伸。取引中心限月である期近12月限の清算値は前日比3.8ドル高の2507.8ドル。
注目の7月の米生産者物価指数(PPI)が明らかにされ、前月比プラス0.1%(事前予想は同プラス0.2%)、前年比プラス2.2%(同プラス2.3%)。食品とエネルギーを除くコアPPIは前月比0.0%(同プラス0.2%)、前年比プラス2.4%(同プラス2.7%)。
この米PPIを受け、米長期金利は低下し、2500ドルを挟む値動きをみせていたNY金期近12月限は2510ドル台半ばまで一時買い進まれた。
ただ、14日の米消費者物価指数(CPI)を前にして、様子見ムードが強く、利益確定売りに再び2500ドル台に沈んでいる。
欧州取引時間帯には、中東リスクの後退を受け、NY金期近12月限は2500ドル割れもみせていたが、米国取引時間帯では2500ドルの大台は維持している。
NY銀は反落。取引中心限月である期近9月限の清算値は前日比0.222ドル安の27.786ドル。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)

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