NY金は小幅続伸、狭いレンジで推移
07:49:51
28日のNY金は小幅続伸。取引中心限月である期近12月限の清算値は前週末比1.3ドル高の2755.9ドル。
週明けは中東リスクの後退観測から軟調地合いを強いられていた。イスラエル軍によるイランに対する報復攻撃が確認されたが、そのリスクを意識して前週末にかけて買い進まれていたこともあり、知ったらしまいの展開となり、週明け早々からNY金は下げを演じた。
イスラエル軍の攻撃による被害は限定的だったこと、イランのさらなる報復攻撃は当面、回避されるとの観測が支配的だったこともあり、知ったらしまいの売りを浴びていた。
米国取引時間帯に入ると、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ見通し、米大統領選の先行き不透明を好感した買いにNY金はプラス圏まで買い戻された。それでも2760ドルは上値抵抗となっていた。
米大統領選が近づくにつれ、NY金は買われ易い環境になるとも考えられる。
日本時間30日に発表される米個人消費支出(PCE)が注目。
NY銀は反発。取引中心限月である期近12月限の清算値は前週末比0.222ドル高の34.001ドル。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)
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