安値拾いの買いが活発化し、NY金は反発
06:28:05
24日のNY金は反発。取引中心限月である期近6月限の清算値は前日比54.5ドル高の3348.6ドル。
連日の大幅安に対する安値拾いの買いも活発化し、NY金は3営業日振りに上昇している。ドル安・ユーロ高も買いを助長したとみられる。
米中の貿易戦争の緩和に対する金融市場の期待はなお、高まっている。しかし、互いに誠意をみせるように要望しており、緩和に向けて積極的な姿勢は伺えないため、先行き不透明な状況も金の支援材料となっていた。
NY金期近6月限は3500ドルの大台から3270ドルまで一時急落しており、ひとまず3300ドル台での目先の底入れムードはある。しかし、米中関係の動向次第で、乱高下も警戒されており、以前のような上値追いの買いも限定的とみられる。
4月30日に1-3月期の米国内総生産(GDP)・速報値が発表されるが、金の買い材料になるともみられており、しばらくは押し目買いに支えられるとの見方もある。
NY銀は小反落。取引中心限月である期近5月限の清算値は前日比0.044ドル安の33.503ドル。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)
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