手じまい売りが加速し、NY金は反落
07:40:32
14日のNY金は反落。取引中心限月である期近6月限の清算値は前日比59.5ドル安の3188.3ドル。
安全資産としての金に対する関心が薄れる中、NY金市場での手じまい売りが加速し、急落を演じている。ドル安局面でも金の上値が重く、手じまい売りを助長されたとみられる。
欧州取引時間帯終盤に、NY金期近6月限は棒下げをみせ、一気に3200ドル割れを演じた。米国取引時間帯は3200ドルが上値抵抗となっていた。
NY金市場では期近6月限から期近8月限への乗り換えの動きも始まっており、それも下押し要因になっていると考えられる。
米国取引時間帯では、米長期金利の上昇も圧迫要因。
NY金期近6月限の一代のチャートをみると、ちょうど50日移動平均線のある3170ドル台まで値崩れをみせたが、これを下抜けるかどうかポイント。4月初旬の急落局面でも50日移動平均線を維持しただけに、下抜けると、3100ドルを試すことになりそうだ。
NY銀は反落。取引中心限月である期近7月限の清算値は前日比0.656ドル安の32.444ドル。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)
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