デイリーコモディティ市況コメント

NY金は反発、安値から100ドル以上も買い戻される

07:27:44

15日のNY金は反発。取引中心限月である期近6月限の清算値は前日比38.3ドル高の3226.6ドル。
前日までの値崩れによる軟調地合いと、テクニカルな売りが加速し、NY金は一時、大幅安を強いられた。
NY金期近6月限はチャート上の50日移動平均線である3150ドルを割り込むと、狼狽投げを誘って、アジア取引時間帯にNY金期近6月限は3123.3ドルまで急落。期近6月限としては、4月10日以来の安値水準である。
ただ、欧州取引時間帯に入ると、安値拾いの買いが活発化し、米国取引時間帯に3200ドル台を回復。取引終了にかけて買いが先行し、NY金期近6月限は55.6ドル高の3243.9ドルで取引を終了している。
5月のニューヨーク連銀製造業業況指数はマイナス9.2となり、事前予想のマイナス8.2、前月のマイナス8.1から悪化している。これもNY金の上昇を後押ししていた。
NY金のチャートをみると、下ヒゲの長い格好となり、目先の底入れの様相をみせている。
NY銀は反発。取引中心限月である期近7月限の清算値は前日比0.236ドル高の32.680ドル。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)

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