デイリーコモディティ市況コメント

NY金は続伸、安全資産としての金買いが支援材料

07:57:40

21日のNY金は続伸。取引中心限月である期近6月限の清算値は前日比28.9ドル高の3313.5ドル。
イスラエルによるイランの核施設への攻撃の可能性が伝わると、地政学リスクを背景にしてNY金は上伸することとなった。ただ、イスラエルよるイラン攻撃はこれまで、何度も指摘されており、一段の急伸にはつながらず。
トランプ米政権が推し進める大幅減税に対する法案の行方も注目されている。今回も否決される可能性も指摘されており、安全資産としての金買いにつながっていた。
ゴールドマンサックスやJPモルガンの幹部は、米国から欧州に資金がシフトする傾向を支援する意向を示しており、ドル離れが改めて確認され、これも金の支援材料となっている。
NY金期近6月限は清算値決定後に高値を更新し、3327.2ドルまで上伸。結局、期近6月限は32.0ドル高の3316.6ドルで取引を終了している。
NY銀は続伸。取引中心限月である期近7月限の清算値は前日比0.472ドル高の33.646ドル。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)

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