デイリーコモディティ市況コメント

WTI原油は続伸、中東リスクとイランの地震が支援材料

07:51:09

20日のWTI原油は続伸。取引中心限月である期近7月限の清算値は前営業日比0.34ドル高の73.84ドル。本日、納会を迎えた期近7月限は反落している。
米ホワイトハウスは、イランに対する攻撃を決定するに当たり、2週間の猶予期間を設けるとしたことを受け、WTI原油も値崩れを演じた。利益確定売りも影響し、WTI原油期近8月限は72ドル台まで一時値を崩した。
一方、イスラエルはイランに対する攻撃を継続しており、イランはこのイスラエルの攻撃が止まない限り、米国との協議を拒否している。中東リスクが引き続き、懸念され、WTI原油期近8月限は再び74ドル台まで上伸している。
また、イランでは大規模な地震が前週から発生しており、イランの核施設に対する懸念も原油市場の支援材料となっていた。この地震に関して、イランによる核実験を示唆する見方もある。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)

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