ドル安を背景に、NY金は反発
09:05:23
30日のNY金は反発。取引中心限月である期近8月限の清算値は前週末比20.1ドル高の3307.7ドル。
ドル安を背景に、週明けのNY金は反発している。
週明け早々、NY金は月末・四半期末のポジション調整が影響し、期近8月限は3250.5ドルまで一時急落したが、目先の安値拾いの場を結果的に提供することになり、アジア取引時間帯終盤には3300ドル台を回復。欧州取引時間帯に3300ドル割れをみせたが、米国取引時間帯にドル安が一段と進行したこともあり、上伸している。
米上院で審議している大型減税法案の延長によって、米国の財政悪化が懸念され、ドル安要因となっている。
6月のシカゴ地区購買部協会景気指数は40.4となり、事前予想の42.9、5月の40.5から悪化している。1月以来の最低水準になったことも、一段のドル安要因となった。
また、トランプ米大統領は、米政策金利は1%以下であるべきと言及し、米連邦準備制度理事会(FRB)は職務を遂行できていないと批判したことを受け、取引終盤にNY金はさらに上伸し、期近8月限は27.4ドル高の3315.0ドルで取引を終了している。
NY銀は続落。取引中心限月である期近9月限の清算値は前週末比0.245ドル安の36.125ドル。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)
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