イランのIAEAへの協力停止を受け、WTI原油は大幅続伸
コモディティ市況コメント
2025.07.3
08:48:09
2日のWTI原油は大幅続伸。取引中心限月である期近7月限の清算値は前日比2.00ドル高の67.45ドル。
イランが国際原子力機関(IAEA)への協力停止を明らかにしたことが支援材料に。
欧州取引時間帯にWTI原油66ドル台半ばまで上伸したが、弱気な米エネルギー情報局(EIA)による週間石油在庫統計を受け、一時65ドル台前半まで値を崩した。
在庫統計において、原油在庫は384.5万バレル増、ガソリン在庫が418.8万バレル増、中間留分在庫は171.0万バレル減、認証在庫であるクッシング在庫は149.3万バレル減。
ただし、早々に66ドル台を回復し、米国取引時間帯に67ドル台半ばで急伸した。
イランによるIAEAへの協力停止を受け、米国とイスラエルによるイランへの再攻撃の懸念が高まり、急伸する要因となった。
週末4日は米独立記念日のため、米国は祝日となるため、連休中のリスクを警戒する買いも膨らんだとみられる。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)
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