ドル高一服の中、NY金は反発
07:26:07
3日のNY金は反発。取引中心限月である期近12月限の清算値は前日比9.5ドル高の2679.2ドル。
ドル高が進行する中、NY金の圧迫要因となり、軟調地合いを強いられていた。
9月のユーロ圏のHCOB総合購買担当者景気指数(PMI)改定値が49.6となり、速報値の48.9を上回ったものの、前月の51.0から大幅に低下。改定値としては2月以来、50を下回っている。これを受け、ドル高・ユーロ安が進行。
その後、9月の米ISM製造業総合指数が明らかにされ、54.9となり事前予想の51.7を大きく上回った。これもドル高要因となり、NY金は一時、期近12月限で2657.8ドルまで急落。
その後、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ見通しに変わりはないこと、中東リスクを警戒した買いもみられ、2680ドル台回復もみせた。結局、2675.9ドルで取引を終了している。
強気の米経済指標が相次いでおり、週末の米雇用統計も注視すべきである。
NY銀は反発。取引中心限月である期近12月限の清算値は前日比0.544ドル高の32.464ドル。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)
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