デイリーコモディティ市況コメント

ロシアの石油関連施設へのドローン攻撃を受け、WTI原油は反発

09:43:11

26日のWTI原油は反発。取引中心限月である期近11月限の清算値は前日比0.74ドル高の65.72ドル。
ウクライナによるロシアの石油関連施設へのドローン攻撃は続いている。この日はロシア南部のアフィブスキー製油所で火災が発生。同製油所は9月中旬に稼働を再開したばかりだった。
ロシアは前日、ガソリンの輸出停止を年内一杯に延期することを公表し、ディーゼル燃料の輸出停止も明らかにしている。ロシア国内の石油製品の供給不安が引き続き、支援材料となり、WTI原油期近11月限は一時、66.42ドルまで急伸。テクニカル面でのストップロスの買いがヒットし、急伸につながった模様。
その一方、OPECプラスの増産も控えており、週末・月末要因のポジション調整も影響し、その後上げ幅を縮小し、WTI原油期近11月限は0.21ドル高の65.19ドルで取引を終了している。
米国での石油需要に対する懸念からNYヒーティングオイルが下落しており、WTI原油市場の圧迫要因となっていた。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)

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