ロシア国内の製油所攻撃激化を受け、WTI原油は大幅続伸
07:42:14
25日のWTI原油は大幅続伸。取引中心限月である期近10月限の清算値は前週末比1.14ドル高の64.80ドル。
ウクライナによるロシア国内の製油所に対する攻撃が激化している。ロシアによるウクライナ国内への攻撃も一段と激しくなっているためで、それに対する対抗措置として、製油所攻撃は続いている。ロシア国内の燃料価格が高騰しており、またロシアによる石油製品輸出に対する悪影響も一層深刻化している。
ロシア産石油製品の供給不安もあり、週明けのWTI原油は期近限月中心に急伸し、WTI原油期近10月限一時65ドル台を付けた。
前週末のジャクソンホールでのパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演を受け、WTI原油は上昇したものの、65ドルには抵抗をみせていた。
週明けに65ドル台を付けたものの、一時的で、引き続き、65ドルに対する抵抗も伺える。
WTI原油期近10月限は1.08ドル高の64.74ドルで取引を終了している。
トランプ米大統領は、ベネズエラのマドゥロ大統領を麻薬密売人として批判し、カリブ海南部に米軍を派遣するなど、米国とベネズエラの緊張が高まっている。ベネズエラ産原油の輸入再開の動きがとん挫する恐れもあり、支援材料となっていた。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)
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