デイリーコモディティ市況コメント

弱気な米PPIを受け、NY金は小反発

07:42:13

14日のNY金は小反発。取引中心限月である期近2月限の清算値は前日比3.7ドル高の2682.3ドル。
12月の米卸売物価指数(PPI)は前月比0.2%上昇となり、事前予想の同0.3%上昇を下回った。前年比では3.3%上昇で、これも事前予想の同3.5%上昇を下回った。ただ、前年比の伸びは前月の3.0%上昇を上回り、2023年2月以来の最大となっている。
この発表を受け、米長期金利が低下し、ドル売りも進行したことで、NY金は買い進まれることに。
取引終了にかけて、思惑買いが台頭し、NY金期近2月限は14.5ドル高の2693.1ドルで取引を終了している。
引き続き、中国人民銀行の金準備の2か月連続の積み増しと中国の春節における金の購買意欲の増加が支援材料となっているとみられている。
NY銀は小反発。取引中心限月である期近3月限の清算値は前日比0.042ドル高の30.351ドル。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)

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