デイリーコモディティ市況コメント

清算値ベースで、NY金は反発も、その後大きく値を消す

08:12:39

18日のNY金は反発。取引中心限月である期近12月限の清算値は前日比6.2ドル高の2598.6ドル。ただし、米連邦公開市場委員会(FOMC)声明を受け、値崩れを強いられている。
米FOMC声明で、政策金利が0.50%引き下げられた。2600ドル前後で推移していたNY金期近12月限は2627.2ドルまで急伸し、日中取引ベースでの最高値をさらに更新している。
ただ、同じく上伸していたNY株価が利益確定売りで値を消すと、NY金市場でも利益確定売りが台頭し、前日比7.6ドル安の2584.8ドルで取引を終了している。
米FOMCによる0.50%の利下げを期待して、実際、NY金はここまで急伸しており、結果的には知ったらしまいの展開を演じた。
高値示現から2572.5ドルまで一時値を消したこともあり、目先、2570ドル台での下値固めを予想する声も。
米FOMCは今後とも緩やから利下げを実施するとの見方もあり、金にとっては長期的な上昇基調継続も期待されている。
NY銀は続落。取引中心限月である期近12月限の清算値は前日比0.292ドル安の30.687ドル。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)

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