デイリーコモディティ市況コメント

米FOMCを受け、NY金は大幅続落

07:28:29

19日のNY金は大幅続落。取引中心限月である期近2月限の清算値は前日比45.2ドル安の2608.1ドル。
米連邦公開市場委員会(FOMC)を受け、NY金期近2月限は前日、2600ドル割れもみせた。
再開後のNY金は2600ドル台をひとまず一時し、欧州取引時間帯終盤には2640.9ドルの高値示現をみせた。
前日の引けにかけての値崩れは、NY株価急落もあり、リスク回避としてNY金も急落したが、NY株価先物が戻りをみせたこともあり、NY金の買い戻し要因となっていた。
しかしながら、米国取引時間帯では再び値を崩し、2610ドル割れもみせた。
英中銀が政策金利を据え置いたこと、第3四半期の米国内総生産(GDP)確報値は年率換算で前期比3.1%増と、改定値の2.8%増から上方修正された。これを受け、インフレ懸念が高まり、NY金は値崩れを強いられることに。
ひとまず、2600ドル台を維持しているが、2600ドルを割り込むと、11月14日の2565.0ドルの安値が視野に入るとみられている。
NY銀は大幅続落。取引中心限月である期近3月限の清算値は前日比1.329ドル安の29.411ドル。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)

免責事項

本ホームページはAIゴールド証券(株)の顧客である貴殿に対し、専ら貴社・貴殿にご利用頂く為にご提供申し上げるものです。記載内容は同意を得た場合を除き、第三者に開示することはできません。このような情報にはAIゴールド証券(株)により確認されていない情報が含まれていることもありますので、全てご自身のリスクでこれらをご利用下さい。AIゴールド証券(株)は本ホームページに記載の情報いずれについても、その信頼性、正確性または完全性について何ら表明または保証するものではありません。本ホームページで述べられている意見は表示の日付のAIゴールド証券(株)の判断であり、予告無しに変更または取消されることがあります。