米FRB議長解任を巡る報道を好感して、NY金は反発
08:07:03
16日のNY金は反発。取引中心限月である期近8月限の清算値は前日比22.4ドル高の3359.1ドル。
トランプ米大統領は共和党議員との会合において、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の解任を打診したとの報道が相次いだ。さらに、ホワイトハウス高官が、トランプ米大統領はパウエル米FRB議長をを近く解任する可能性が高いと発言している。一連の報道を受け、FRBの独立性に対する懸念が高まり、安全資産として金を買う動きにつながった。
3340ドル前後で推移していたNY金期近8月限は一時、3385.8ドルまで急騰したが、一気に3360ドル台まで値を消している。
トランプ米大統領は、その後、解任報道を否定したものの、解任に対する懸念はくすぶっている。
6月の米卸売物価指数(PPI)は、下振れしたものの、解任報道もあり、材料視されず。
米長期金利は低下しており、NY株価の堅調地合いもあり、金の買いは限定的だったともいえる。
NY銀は小反発。取引中心限月である期近9月限の清算値は前日比0.009ドル高の38.119ドル。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)
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