週末要因のポジション調整かたがた、NY金は大幅続落
08:35:21
13日のNY金は大幅続落。取引中心限月である期近2月限の清算値は前日比33.6ドル安の2675.8ドル。
前日発表された強気の11月の卸売物価指数(PPI)が再認識され、戻りは限定的に。来週予定されている米公開市場委員会(FOMC)での0.25%利下げは市場のコンセンサスとなっている。しかし、2025年の利下げに関しては不透明感が強く、利下げのペースはかなり鈍化するとみられており、利下げに対する期待も後退し、結果的に週末要因のポジション調整が拡大し、手じまい売りが殺到することとなった。
NY金期近2月限は欧州取引時間帯に2700ドルの大台を割り込むと、手じまい売りが催促され、2700ドルが上値抵抗となった。米国取引時間帯にさらに水準を切り下げ、清算値決定以降も下げ幅を拡大している。結局、NY金期近2月限は43.5ドル安の2665.9ドルで取引を終了している。
NY金期近2月限の一代足のチャートをみると、20日移動平均線は終値ベースで2674.5ドルで、100日移動平均線は2636.2ドル。週明けはこの100日移動平均線を試すことも予想される。
NY銀は続落。取引中心限月である期近3月限の清算値は前日比0.591ドル安の31.028ドル。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)
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