デイリーコモディティ市況コメント

週末要因のポジション調整を映して、WTI原油は反発

06:43:15

3日のWTI原油は反発。取引中心限月である期近11月限の清算値は前日比0.40ドル高の60.88ドル。
WTI原油期近11月限は60ドルの大台を維持したこともあり、週末要因のポジション調整かたがた、買い戻しに反発している。前日の安値を下回ることはなく、さすがに60ドルに対する心理面の抵抗が強まったとも考えられる。ただし、戻りも限定的。5日に予定されているOPECプラスの有志8か国によるオンライン会合を前にして、戻りは限られることに。
前回の会合では、期待されたほどの増産幅にならなかったこともあり、その後、一時上伸したが、増産に変わりなかったこともあり、戻りは売り場提供となっていた。
OPECプラスの長期的な増産傾向を認識することになれば、週明けに60ドル割れもみえてくる。
WTI原油期近11月限は0.21ドル高の60.69ドルで取引を終了している。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)

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