週末要因の利益確定売りに、NY金は急反落
07:02:00
14日のNY金は急反落。取引中心限月である期近4月限の清算値は前日比44.7ドル安の2900.7ドル。清算値決定後に安値更新をみせ、期近4月限は51.7ドル安の2893.7ドルで取引を終了している。
1月の米小売売上高が弱い内容となり、ドル安が進行。しかし、前日の高値を上抜けず、結果的に上値の重さを警戒して、週末要因のポジション調整の中、利益確定売りが台頭し、米国取引時間帯に急落している。ストップロスの売りが相次いでヒットしたが、週明け17日がプレジデントデーで祝日となることも、利益確定売りを催促したとみられる。
清算値決定後にNY金期近4月限は2889.9ドルまで下落したが、米消費者物価指数(CPI)発表後に付けた2886.5ドルの安値を維持したものの、ほぼ安値引けとなった。
一方で、トランプリスクはなお懸念されており、世界的なドル離れも顕著。従って、週明けからまた押し目買いが台頭するとの声も少なくはない。
NY銀は反発。取引中心限月である期近3月限の清算値は前日比0.129ドル高の32.855ドル。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)
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