デイリーコモディティ市況コメント

NY金は反発、清算値決定後に一段と上伸>

08:07:49

13日のNY金は反発。取引中心限月である期近4月限の清算値は前日比16.7ドル高の2945.4ドル。
1月の米卸売物価指数(PPI)は前年比3.5%上昇となり、事前予想の3.2%上昇を上回った。同時に発表された新規失業保険申請件数は21.3万件で、事前予想の21.5万件を下回った。
強気の米経済指標を嫌気して、発表後のNY金期近4月限はやや値を切り下げ、2940ドル台から2930ドル台に値を消した。
ただ、前日の米CPIで強い内容をある程度織り込んでいたこともあり、前日みせたような2900ドル割れはみられず、底固い動きをみせ、その後2940ドル台を回復。
トランプ米大統領は相互関税に関する大統領令に署名するなど、トランプリスクを警戒して、その後、2950ドル台を回復。清算値決定後も買い進まれ、NY金期近4月限は28.5高ので2957.2ドルで取引を終了している。
NY銀は反落。取引中心限月である期近3月限の清算値は前日比0.059ドル安の32.726ドル。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)

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