デイリーコモディティ市況コメント

NY金は急反発、パウエル米FRB議長の辞任圧力を好感

07:29:25

21日のNY金は急反発。取引中心限月である期近6月限の清算値は前営業日比96.9ドル高の3425.3ドル。
週末にトランプ米大統領がパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長への辞任圧力を強めたこともあり、金融市場の混乱を警戒した買いが、金市場で活発化し、連日の最高値更新を演じている。
金融市場のリスク拡大で、ドルが売られたことも、金市場の支援材料となっていた。
週明けに、トランプ米大統領は早期の利下げを米FRBに要求している。
米国取引時間帯に、NY金期近6月限は3442.3ドルの高値を付けた。その後、利益確定売りに3417.1ドルまで軟化したが、改めて3440ドル台を付けるなど、引き続き、押し目買い人気は根強い。
4月9日の米長期金利上昇以来、NY金のほぼ一本調子の上昇が続いているが、買われ過ぎ懸念もなく、市場では3500ドルを早くも視野に入れているとみられる。
週明けに発表されたCFTCの取引内訳では、大口ファンドのネットロングの増加は限定的だった。
NY銀は反発。取引中心限月である期近5月限の清算値は前営業日比0.051ドル高の32.521ドル。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)

免責事項
本ホームページはAIゴールド証券(株)の顧客である貴殿に対し、専ら貴社・貴殿にご利用頂く為にご提供申し上げるものです。記載内容は同意を得た場合を除き、第三者に開示することはできません。このような情報にはAIゴールド証券(株)により確認されていない情報が含まれていることもありますので、全てご自身のリスクでこれらをご利用下さい。AIゴールド証券(株)は本ホームページに記載の情報いずれについても、その信頼性、正確性または完全性について何ら表明または保証するものではありません。本ホームページで述べられている意見は表示の日付のAIゴールド証券(株)の判断であり、予告無しに変更または取消されることがあります。

New{title}