デイリーコモディティ市況コメント

NY金は急反落、中国人民銀行による2か月連続での金購入見送りが圧迫要因

07:56:35

8日のNY金は急反落。取引中心限月である期近8月限の清算値は前週末比34.2ドル安の2363.5ドル。
NY金期近8月限は前週末に2400ドルの大台乗せを果たしたものの、週明けはその2400ドルに抵抗をみせていたこともあり、ひとまず上値の重さを警戒した利益確定売りが台頭し、週明け早々から軟調地合いを演じた。
そんな中、中国人民銀行が5月に続いて6月も金購入を見送ったことが明らかになった。2か月連続の金準備高の積み増し見送りは、利益確定売りを拡大するには十分であり、NY金期近8月限は2376.1ドルまで下落。
その後、押し目買いに2387.4ドルまで買い戻しされるものの、その戻り高値示現から1時間後には2358.3ドルまで急落した。結局、2366.4ドルで取引を終えている。
中国人民銀行が2か月連続で買い付けを見送った背景として、金価格が高過ぎるためとの見方が一般的。
米ニューヨーク連銀が発表した6月の消費者調査によると、1年先と5年先のインフ
市場では日本時間9日午後11時から予定されている上院銀行委員会での半期に一度の議会証言に注目が集まっている。
NY銀は反落。期近9月限の清算値は前週末比0.776ドル安の30.913ドル。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)

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