NY金は続伸、地政学リスクが支援材料
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26日のNY金は続伸。取引中心限月である期近2月限の清算値は前営業日比18.4ドル高の2653.9ドル。
クリスマス休場明けとはいえ、市場参加者が極めて少なく、商いは低調だった。そんな中、地政学リスクが大きな支援材料になっていたとみられる。
ロシア軍が24日から25日にかけ、ウクライナでの大規模攻撃を実施。これに対し、バイデン米大統領がウクライナに対する支援の強化を表明している。
欧州取引時間帯にNY金期近2月限は2640ドル台まで上伸。
米新規失業保険申請件数は1000件減の21万9000件で、事前予想の22万4000件を下回った。1か月振りの低い水準だったこともあり、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げペース鈍化観測が再燃し、NY金は2640ドルを下回った。
しかし、早々に買い戻され、米国取引時間帯に入ると、NY金は2650ドル台まで上伸。清算値決定後に高値を付けるなど、ほぼ高値引けとなっている。
年末年始を意識した地政学リスクの買いが優勢になっている模様。
NY銀は続伸。取引中心限月である期近3月限の清算値は前営業日比0.106ドル高の30.389ドル。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)
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