NY金は続落、ドル高を嫌気してここ最近の安値更新
08:32:12
13日のNY金は続落。取引中心限月である期近12月限の清算値は前日比19.8ドル安の2586.5ドル。
欧州取引時間帯にかけてやや戻り歩調をみせていたNY金だったが、10月の米消費者物価指数(CPI)発表を境に売り直され、清算値決定以降も下げを継続。NY金期近12月限は前日比27.9ドル安の2578.4ドルで取引を終了している。ちなみに、本日の安値は2578.1ドル。
チャートをみると、NY金期近12月限の100日移動平均線は終値ベースで2568.7ドルで、急接近している。8月の金融リスク回避の時にはこの100日移動平均線で下げ止まりをみせたが、今回、この100日移動平均線を下抜けると、ストップロスの売りが一段と拡大し、2500ドルも視野に入る。
米CPIに関して、前年同月比2.6%の伸びで、事前予想通りだったものの、7か月振りに伸びが加速している。
ドイツ経済に対する懸念が払しょくされないだけに、今後、さらにドル高・ユーロ安が進展するとの観測が強く、NY金の圧迫要因になり続けている。
NY銀は反落。取引中心限月である期近12月限の清算値は前日比0.096ドル安の30.663ドル。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)
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