WTI原油は反落、米中の石油需要に対する懸念を受けて
07:27:43
19日のWTI原油は反落。取引中心限月である期近2月限の清算値は前日比0.64ドル安の69.38ドル。
前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を受け、前日からWTI原油は値崩れを強いられた。インフレが警戒される状況となり、米国での石油需要の後退が懸念される状況となった。
それでも、WTI原油期近2月限は69ドル台を維持したこともあり、テクニカルな買いも影響し、欧州取引時間帯には70ドル台回復する値動きもみせた。
米エネルギー情報局(EIA)の週間石油在庫統計で、原油在庫は93.4万バレル減、ガソリン在庫は
234.8万バレル増、中間留分在庫は318.0万バレル減。石油全体でみると、在庫は減少しており、これを受け、WTI原油期近2月限は70.58ドルまで一時上伸した。
ただし、70ドル台での買いは続かず、その後取引終了にかけて値崩れをみせ、取引終了にかけて69.10ドルの安値を付けた。結局、WTI原油期近2月限は69.19ドルで取引を終了している。
中国の景気に対する懸念もあり、圧迫要因になっていた。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)
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