イランに対する攻撃再開を警戒して、WTI原油は反発
07:52:29
1日のWTI原油は反発。取引中心限月である期近7月限の清算値は前日比0.34ドル高の65.45ドル。
イスラエルのネタニヤフ首相が来週、訪米する予定であるが、その前に、米国とイスラエルが再びイランを攻撃するとの思惑が流れ、支援材料となっていた。米国のイランに対する空爆が失敗だったとの見方が台頭しているため。
欧州取引時間帯終盤にWTI原油は急伸し、期近8月限は65.98ドルまで水準を切り上げた。ただ、OPECプラスの増産観測が上値抵抗となり、66ドルは大きな壁になっていた。
上昇局面では、中国の6月の製造業購買担当者景気指数(PMI)が強い内容だったことが再評価されていたが、この発表後にWTI原油は値を消していた。
日本時間1日朝5時半に米石油協会(API)が明らかにした週間石油在庫統計で、原油在庫は68.0万バレル増、ガソリン在庫は192.0万バレル増、中間留分在庫は345.8万バレル減、認証在庫であるクッシング在庫は141.7万バレル減。
引き続き、ボックス圏で推移している。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)
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