イラン産原油の購入に関する制裁緩和撤回を受け、WTI原油は清算値決定後に急伸
08:04:58
7日のWTI原油は急反発。取引中心限月である期近8月限の清算値は前日比1.89ドル高の70.44ドル。
ロイター通信は7日、ホルムズ海峡付近のオマーン沖で、液化天然ガス(LNG)を積んがカタールのタンカーと、石油を積んだサウジのタンカーが相次いで攻撃を受けたと報じた。
イランによる攻撃とみられ、これを受け、米財務省は7日、イラン産原油の購入を一時的に認める経済制裁の緩和を撤回することを明らかにした。米国とイランの覚書によって、8月21日までの60日間、イラン産原油・石油製品の購入が容認されていたが、その措置を7日で撤回することとなった。
この発表が、清算値決定後だったこともあり、清算値決定後にWTI原油は一段と急伸し、WTI原油期近8月限は72ドル台まで大きく買い進まれ、3.65ドル高の72.20ドルで取引を終了している。
日本時間8日朝5時半に米石油協会(API)が明らかにした週間石油在庫統計で、原油在庫は39.9万バレル減、ガソリン在庫は292.9万バレル減、中間留分在庫は181.1万バレル減、認証在庫であるクッシング在庫は6.9万バレル減。
ちなみに、米エネルギー情報局(EIA)は7日、月報を明らかにしているが、WTI原油の相場見通しとして、7-9月期に74.03ドル、10-12月期に70.00ドルと示した。前月の月報では、101.12ドル、89.00ドルだったこともあり、見通しを大幅に下方修正している。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)
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