エタノール需要の後退観測から、シカゴトウモロコシは続落
08:03:15
23日のシカゴトウモロコシは続落。取引中心限月である期近12月限の清算値は前日比2.25セント安の437.25セント。
引き続き、原油相場の軟調地合いが重石となっている。ガソリン価格の下落に伴うエタノール需要の後退が意識されている。さらに、ドル高も米国産トウモロコシの輸出にマイナス要因となるため、売り材料視されている。
トランプ米大統領は、イラン資産の限定的解除があった場合、米国産トウモロコシの購入に使用されると言及したものの、市場の反応はさっぱり。
シカゴ小麦の急落も売り材料に。月末に米農務省が明らかにする作付面積は3月の意向面積よりも減少するとみられているものの、順調な作付だったこともあり、減少幅は限定的との見方もあり、まだ市場の関心はイマイチ。
23日のシカゴ大豆は小反発。取引中心限月である期近11月限の清算値は前日比0.25セント高の1141.75セント。
投機筋による値ごろ買いがみられたようだが、シカゴ小麦の急落もあり、戻りは限定的。
米コーンベルトの今夏の天候リスクを警戒した買いとみられるが、トウモロコシ市場ではあまりみられず。また、現在の米国大豆の作柄は極めて良好で、米コーンベルトの天候も土壌水分が潤沢であるため、天候リスクを積極的に買う動きにはつながらず。
23日のシカゴ小麦は大幅続落。取引中心限月である期近9月限の清算値は前日比10.50セント安の597.00セント。
前日取引終了後に米農務省が示した春小麦の作柄状況が良好だったこと、今後予想される冬小麦の収穫によるハーベストプレッシャーを意識して、シカゴ小麦は急落している。冬小麦の収穫に関する天候リスクは予想されておらず、当面、ハーベストプレッシャーを意識した軟調地合いが警戒される。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)
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