デイリーコモディティ市況コメント

シカゴ小麦は大幅続落、降雨が圧迫要因

08:19:43

30日のシカゴトウモロコシは下落。取引中心限月である期近7月限の清算値は前日比3.00セント安の474.75セント。
シカゴ小麦が降雨予報を嫌気して大幅続落しており、シカゴトウモロコシ市場も追随安を演じている。米コーンベルト西部、特に乾燥懸念が深刻なネブラスカでの降雨も確認されている。
米農務省が明らかにした米国トウモロコシの週間輸出成約高は159万7800トンで、前週の175万6800トンを下回った。高い水準を維持しているものの、シカゴ小麦の値崩れの前に、支援材料になり切れず。
一方、燃料価格の高騰もあり、トウモロコシや大豆の作付を減らすとの生産者の声もあり、下げは限定的。

30日のシカゴ大豆はマチマチ。取引中心限月である期近7月限の清算値は前日比1.50セント安の1195.50セント。
シカゴ大豆市場でもシカゴ小麦の大幅続落が重石となり、期近限月が値を消している。ただ、期先限月は、燃料価格高騰によって、大豆の作付断念との一部生産者の声もあり、結果的に小幅続伸している。
米農務省が明らかにした米国大豆の週間輸出成約高は26万1100トンで、前週の36万9600トンを下回っている。極めて低調な輸出が続いている。

30日のシカゴ小麦は大幅続落。取引中心限月である期近7月限の清算値は前日比16.25セント安の636.75セント。
カンザスやテキサスの一部で降雨が確認されたこともあり、利益確定売りが台頭。月末要因のポジション調整も重なり、大きく値を消している。
前日、期近7月限は670セント台まで一時急伸したものの、その後は大きく値を消しており、チャート上で、上ヒゲを形成していることもあり、テクニカルな売りを誘った模様。
実際、降雨によって、冬小麦の作柄がどこまで改善するか注目されている。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)

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