デイリーコモディティ市況コメント

シカゴ小麦は続落し、600セントの大台割れ

08:03:25

28日のシカゴトウモロコシは反発。取引中心限月である期近12月限の清算値は前日比3.00セント高の451.75セント。
シカゴトウモロコシは5営業日振りに反発しているが、押し目買いの台頭が支援材料となっていた。
10月に入って、ハーベストプレッシャーが強まる中、弱基調を継続している。海外筋にとっては、買いやすい価格水準に達したとの思惑も出ていた。また、原油の強調地合いから、エタノール需要の拡大が期待され、買い材料に。
しかし、豊作観測の中、まだまだハーベストプレッシャーを警戒すべき時期でもあり、戻りは限られたとみられている。

28日のシカゴ大豆は続落。取引中心限月である期近1月限の清算値は前日比5.00セント安の1238.00セント。
シカゴ小麦の続落が大豆市場でもロングポジションの手仕舞い売りを誘っていた。シカゴトウモロコシと小麦相場の水準と比較すると、シカゴ大豆はまだ割高な水準にあり、月末要因の整理商いに拍車がかかっており、弱材料に敏感に反応する相場つきとみられる。
米農務省は2026年度分、12万トンの仕向け先不明の成約を公表したが、支援材料になれず。

28日のシカゴ小麦は続落。取引中心限月である期近12月限の清算値は前日比11.25セント安の599.00セント。
引き続き、黒海の輸出再開期待が重石となり、値崩れし、期近12月限は600セントの大台を割り込んでいる。期近12月限の600セント割れは6月30日以来。
黒海の混乱は相変わらずで、ロシアとウクライナとも代替ルートで輸出を実施しているが、黒海輸出が再開すると、一気に輸出攻勢に世界市場はさらされると警戒している。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)

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