シカゴ穀物は全面安、利益確定売りに押されて
08:03:39
16日のシカゴトウモロコシは反落。取引中心限月である期近12月限の清算値は前日比5.50セント安の464.00セント。
弱気な週間輸出成約高と米コーンベルトの生育に理想的な天候が圧迫要因となり、シカゴトウモロコシはほぼ安値引けとなっている。
米農務省が明らかにした輸出成約高は2025年度で31.5万トン、2026年度で31.12万トン。事前予想は合計で80万-220万トンで、予想を下回っている。
また、米コーンベルトでの高温懸念はなく、受粉も順調に進展しているとされ、シカゴ小麦の急騰に対する連想買いは続かず。
16日のシカゴ大豆は反落。取引中心限月である期近11月限の清算値は前日比6.75セント安の1195.00セント。
中国による新たな成約の報告はなく、結果的に1200セント台では売りを招くこととなり、シカゴ大豆は利益確定売りに安値引けとなっている。
米コーンベルトの生育に理想的な天候も予想されており、順調な開花・着サヤも期待されている。
海外原油の値崩れも利益確定売りにつながったとみられるが、天候相場真っ只中だけに、米コーンベルトの天気予報が最大の変動要因である。
16日のシカゴ小麦は小反落。取引中心限月である期近9月限の清算値は前日比2.75セント安の674.75セント。
世界的な小麦の供給不安から、シカゴ小麦は一段と急伸し、一時7ドルの大台に迫る698.25セントまで急騰した。
しかし、シカゴトウモロコシと大豆の軟化を嫌気して、その後、利益確定売りに下押しする展開を強いられた。一時、670セントを割り込むなど、期近限月がマイナス圏に沈んだものの、期先限月は小幅続伸している。
ロシア産小麦輸出に対する懸念や豪州の減産観測もあり、将来的な供給懸念は根強く、あくまでも急ピッチの上昇に対する調整安とみられている。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)
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