デイリーコモディティ市況コメント

シカゴ穀物は全面安、週末の降雨予報を嫌気

08:02:32

21日のシカゴトウモロコシは続落。取引中心限月である期近7月限の清算値は前日比3.50セント安の462.25セント。
欧州取引時間帯にシカゴトウモロコシ期近7月限は460.00セントまで下落したものの、米国取引時間帯に入って買いが先行。思惑買いとみられるが、海外原油の上伸も支援材料に。
ただし、けん引役だったWTI原油がその後値を崩すと、シカゴトウモロコシも売り直されている。期近7月限は460セント台で推移していた。
米農務省が明らかにした米国トウモロコシの週間輸出成約高は前週の68万5200トンを大幅に上回る240万6700トン。これも支援材料となっていた。
その一方、週末に米コーンベルトで降雨が予想されており、下押し要因に。

21日のシカゴ大豆は続落。取引中心限月である期近7月限の清算値は前日比5.50セント安の1194.25セント。
米農務省が明らかにした米国大豆の週間輸出成約高は52万4100トンで、前週の18万2900トンを大幅に上回った。しかし、低調な水準に変わりはなく、市場は支援材料と評価せず。
米国大豆の順調な生育、週末にかけての降雨予報もあり、期近7月限は1200ドル台回復も売り場提供となっていた。
期近7月限は再び20日移動平均線を下回っており、テクニカルな売りも警戒されている。

21日のシカゴ小麦は大幅続落。取引中心限月である期近7月限の清算値は前日比13.00セント安の647.50セント。
週末にかけて、米冬小麦産地での降雨予想が重石となり、シカゴ小麦は一段と下落している。特に主産地であるカンザスの土壌水分改善が期待されている。
すでに、生育過程も終盤に差し掛かっているため、改善は限定的との見方も根強いが、シカゴトウモロコシや大豆の続落を嫌気して、シカゴ小麦市場では手じまい売りが催促されたいた模様。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)

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