シカゴ穀物は総じて大幅安、海外原油急落に追随安
08:02:11
27日のシカゴトウモロコシは大幅安。取引中心限月である期近12月限の清算値は前週末比13.50セント安の474.00セント。
米国によるイランへの空爆停止を受け、週明けからシカゴ穀物は海外原油急落に追随して値を消した。
また、米コーンベルトでのホット&ドライは警戒されているものの、作柄悪化につながる熱波は予想されておらず、適度な降雨もみられていることもあり、天候リスクを買う動きの解消も、下げ幅を大きくしていた。
取引終了後に米農務省が明らかにした作柄状況で、全米平均の優と良の合計は63%(前週67%、前年同期73%)。やや大きく後退しており、明日の支援材料になりそうだ。
ちなみに、ドゥステージの生育進展状況は、全米平均で25%(前週13%、前年24%、平年22%)で順調である。
27日のシカゴ大豆は急反落。取引中心限月である期近11月限の清算値は前週末比39.75セント安の1213.75セント。
週明けの海外原油の急落をキッカケにして、前週までの一代の高値更新をみせた買いが後退し、手じまい売りが膨らみ、急落を演じることとなった。米コーンベルトの天候リスクを買う動きもあまりみられず、米国取引時間帯に下げ幅を拡大している。
米農務省が取引終了後に明らかにした作柄状況で、全米平均の優と良の合計は63%(前週66%、前年70%)。トウモロコシ同様、後退している。
着サヤの全米平均の進捗率は47%(前週32%、前年39%、平年39%)で、かなり順調。
27日のシカゴ小麦は大幅続落。取引中心限月である期近9月限の清算値は前週末比18.00セント安の660.00セント。
海外原油の値崩れに加えて、特にシカゴ大豆の急落を警戒した売りが目立ち、下げ幅を大きくした模様。
米春小麦の産地である米プレーンズ北部の熱波による作柄への悪影響も警戒されたままだが、週明けの支援材料になり切れず。
米農務省が取引終了後に明らかにした作柄状況で、春小麦の全米平均の優と良の合計は53%(前週53%、前年49%)。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)
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