デイリーコモディティ市況コメント

シカゴ穀物全面安、中国の米国産穀物輸入に具体性なし

08:12:44

15日のシカゴトウモロコシは大幅続落。取引中心限月である期近7月限の清算値は前日比11.75セント安の455.75セント。
米中首脳会談において、米国産穀物の長期購入で合意したとの情報もあるが、その詳細が全く明らかになっていない。トウモロコシに関しても、飼料用米国産トウモロコシの輸入観測もあったが、結果的に失望売りを誘うこととなった。
ブラジルとアルゼンチンの両国が、自国のトウモロコシの生産高を上方修正したことも圧迫要因。

15日のシカゴ大豆は大幅続落。取引中心限月である期近7月限の清算値は前日比15.50セント安の1177.00セント。
トランプ米大統領は、米国産大豆の購入で中国と一致したと言及しているものの、具体的な情報は全く明らかになっておらず、失望売りを誘っていた。市場では、購入の時期・数量を明らかにするように要請している。
当初予想された小規模の輸入の詳細も明らかにされず、市場ではかなりの期待外れとの見方が広がっている。
目先の支援材料出尽く状態もあり、さらに、米コーンベルトの作付に理想的な天候も重石となり、大幅続落となった。

15日のシカゴ小麦は大幅続落。取引中心限月である期近7月限の清算値は前日比22.25セント安の635.75セント。
前日同様、シカゴトウモロコシ・大豆の値崩れに追随安を演じた。小麦独自の売り材料は見当たらなかったものの、シカゴ穀物市場のムードに押されて、ファンド筋は週末要因のポジション調整かたがた、手じまい売りを余儀なくされていた。
週明け明らかにされる作柄状況の悪化が認識されることもあり、週明けは下げ一服との見方も。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)

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