デイリーコモディティ市況コメント

シカゴ穀物全面安継続、ドル高も重石に

07:57:11

5日のシカゴトウモロコシは続落。取引中心限月である期近7月限の清算値は前日比7.00セント安の417.50セント。
米コーンベルトでの生育に理想的な天候が継続しており、週末にも降雨が予想されている。ただ、ここまで値崩れを演じており、週末要因のポジション調整かたがた、利食いの買い戻しに上伸する場面もみられた。
ただし、強気の米雇用統計をキッカケにドル高が進行。このドル高を嫌気してシカゴトウモロコシは売り直され、結果的に大きく値を消すこととなった。
週明け発表される作柄状況、特に主産地の作柄状況がポイント。

5日のシカゴ大豆は続落。取引中心限月である期近7月限の清算値は前日比8.00セント安の1121.50セント。
シカゴトウモロコシ同様、米コーンベルトの生育に理想的な天候やドル高が圧迫要因となっていた。
加えて、中国による米国産大豆の購入がみられないこともあり、中国による米国産穀物の購入合意に対する失望が広がり、これも重石になっていた。
米農務省はフィリピン向けの大豆ミールの成約を公表したものの、支援材料に評価されず。

5日のシカゴ小麦は続落。取引中心限月である期近7月限の清算値は前日比1.75セント安の580.00セント。
連日の値崩れに対する売られ過ぎ警戒や、冬小麦の作柄悪化を認識する展開となり、下げは限定的。それでも、シカゴトウモロコシや大豆の続落もあり、続落している。
今後、冬小麦の収穫が始まるが、実際の作柄の評価が流れ、予想以上に悪化しているとの情報が伝わると、売りにくくなってしまう。それだけ、冬小麦の作柄は良くない。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)

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