デイリーコモディティ市況コメント

シカゴ穀物全面安継続、生育に理想的な天候が重石

08:07:05

4日のシカゴトウモロコシは続落。取引中心限月である期近7月限の清算値は前日比7.00セント安の424.50セント。
シカゴ大豆の急落に追随する格好で一段と値を消している。米コーンベルトの生育に理想的な天候が今後とも予報されており、買い材料が見当たらない中、さらなる手仕舞い売りが先行する形となり、一段安が継続している。天候相場での典型的な下げで、市場の関心は米コーンベルトの天気予報に集まっている。
今月末に発表される作付面積を意識するのは時期尚早で、当面、生育に理想的な天候と良好な作柄を嫌気した軟調地合いが継続するとの見方が支配的。

4日のシカゴ大豆は大幅続落。取引中心限月である期近7月限の清算値は前日比24.50セント安の1129.50セント。
シカゴトウモロコシや小麦と比較すると、シカゴ大豆のここ最近の下げが限定的だったこともあり、この日は、シカゴ大豆市場での手じまい売りが膨らみ、シカゴ穀物市場の下げをけん引していた。
米コーンベルトではしばらく、ホット&ウエットの天候が続くと予報されている。生育に理想的な天候とされる中、手じまい売りを一段と加速されたとみられる。
米国大豆の良好な作柄状況の中、大豆の作付面積の増加も改めて認識され、豊作期待が高まっている。

4日のシカゴ小麦は続落。取引中心限月である期近7月限の清算値は前日比5.50セント安の581.75セント。
米プレーンズの降雨による土壌水分不足の改善が引き続き、圧迫要因。今後しばらく降雨が続くとみられ、一気に干ばつ懸念の解消につながるとの見方も出ている。
冬小麦の作柄悪化に変わりないが、市場の関心は春小麦に集まっており、また、その他穀物の軟調地合いも影響し、冬小麦の作柄悪化は支援材料に評価されなくなっている。
(MOGマーケッツ 齋藤和彦)

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